韓国プサン見聞録(6)
そして、帰ってからも1ヶ月以上。
帰りにヤスオからもらった家庭用海苔パックがまだ残っていて、その残りを食べながら海苔うめぇ〜、また買いに行きたいなぁ〜とか考えている今日この頃です。
とうとう完結編です。5日目(後編)〜6日目、どうぞ。
【9月30日】夕方
(・・・前編から続く)
プサンタワー観光を終えた我々は,私が行きたい行きたいと熱望していたPCバン(房)へ行きました。
PCバンとは、日本のインターネットカフェのようなものですが、韓国ではゲームセンターのような感覚で、親子や学生グループなんかが訪れては楽しんでいるそうです。
我々の行った所は、少し古くて暗い感じでしたが、ジンやギヨルの言うところには、他のPCバンはもっときれいだということなので、あれがPCバンの姿じゃないということは肝に銘じておくことにします。
PCバンからはこのホームページのBBSに書き込んだり、たまっているはずの私のメールBOXをチェックしたりしました。
ギヨルやヤスオは、ネットワークゲームを楽しんでいます。
韓国ではネットワークゲームが非常に流行っていて、自分のIDがあればどこでも出来るというのが、主流だそうです。
PCバンで2時間くらい過ごした後、韓国で最後の夕食へ向かいました。もちろん、最後は焼肉です。
さすがに5日目ともなると、大量に並ぶ付けあわせにも動じることなく、葉っぱにご飯やにんにくを巻いて食べるのも慣れてきました。
ギヨルが一生懸命肉を焼いてくれて、食え食えといいます。いやー、たくさん食ってるってば!
そんなギヨル。実は、タバコと酒の話でタケオと意気投合。プサンタワーにいるときから、帰り際まで言葉も通じぬまま何やらしゃべっておりました。
友情は言語の壁を越えるんだねぇ。
焼肉をみんなで食べていると、スーミンがやってきました。なんと、この晩に帰る我々にお土産を持ってきてくれたのです。
まずはケーキ。箱に入ったま〜るい立派なケーキです。
そして、「純」と書いたお酒。PLUM LIQUORとかいてあり、どうやら梅酒のようです。そして、中にはなにやらきらきらと光るものが。!!金箔です。なんて豪華なお酒なんだ!
そしてさらにもう1つ、韓国絵葉書です。プサンの街中を案内してもらってる時に、私が絵葉書は買えないか、としきりにうったえていたのを覚えてくれていたのです。
実はプサンタワーで景色の載った絵葉書は買ったのですが、スーミンのは可愛い「絵」のはがきです。ぶたさんとかウサギさんとかの絵に、韓国語の吹き出しがついてるんです。
もらったときは「はっ!、スーミン勘違いか!?」と思いましたが、今になって考えてみると、こういう葉書って絶対自分じゃ買わないので(というのは、観光地では観光土産しか目に入らないから)非常に貴重な品になっています。
スーミンは用事があるらしく、これだけで帰ってしまいました。
結局スーミンには毎晩お世話になってしまって、大変感謝しています。スーミン、ありがとう!!
食事をとった後は、ヤスオの家にみんなで行きました。そして、早速さっきのケーキをパクつく事になりました。
ケーキは普通のフルーツケーキだったのですが・・・
ここで発見!ケーキの上にトマトが乗っている!
韓国ではトマトは果物扱いだそうで、ケーキにも乗っているのですね。私的な感覚では、果物でも良いけど甘くないものをケーキの上に載せるのはいかがかと存知ました。
その他はキウイとかイチゴとか日本と変わりません。
さてケーキを食べ終わった頃、昨日会ったガンスがホビンと一緒にやってきました。
深夜12:30の列車で帰路につかねばならない我々を、ガンスが車でプサン駅まで送ってくれることになっていたのです。
30分くらいみんなで歓談した後、とうとう出発の時間になりました。
ヤスオの家から荷物を持って少し離れた車まで向かいます。ここでもガンスやギヨルがカバンを持ってくれたりと、韓国人の気使いには頭が下がるばかりです。
さて、ガンス・ホビン・ヤスオ・タケオそして私の5人が車に乗り込み、ジンとギヨルはここでお別れです。さよならを告げ、ガンスの車は出発しました。
ホビンをまず途中の駅で降ろした後、ガンスはまだ少しある時間を使ってドライブに連れて行ってくれました。
途中海岸に停まり、砂浜で写真をとったりもしました。
夜の海岸にたって海を見ていると、なんだか帰ることが夢のように思えてきて、さびしい気持ちが生まれてきます。
プサン駅についてからも、出発の時間までヤスオもガンスも側にいてくれて、言葉の出来ない我々を心配してくれました。
ガンスはこの次の日からの里帰りもあるのに、遅くまでありがとう。ちなみにヤスオも一緒に実家に連れて行ってもらうということでした。
さて時間です。特急ムグンファに乗り込んだ我々を、列車が走り出すまでホームからヤスオとガンスが手を振ってくれました。なんか、ドラマを見てるみたい。ちょっと感動でした。
ムグンファは、「超」がつかない特急列車で行きで使ったセマウルより1ランク落ちるとのことですが、乗ったのは新しく作ったばかりのムグンファだったようで、座席が2人がけになっていることと多少前後の間隔がせまいことを我慢すれば、車内もきれいでなかなか快適でした。
5時間の列車と、その後1時間のシャトルバスを経て、インチョン空港に到着。
朝の7時頃でしたが、飛行機の時間まではまだ間があったので、日本の自宅へ電話をかけたり、最後の買い物をしたりしました。
ちなみにここで買ったお土産。「高麗人参チョコレート」帰ってから研究室にあげたのですが、その怪しい名前にウケは良かったです。でも味はそれほどインパクトはなかったのが残念。普通においしかったです。もっとトンデモ系の味を期待してたのに・・・。
さて、椅子に座ってあちこち観察したりしていると・・・日本では見られない光景を発見!空港内を軍服を来た2人組が肩に機関銃をもって歩いています。しかも何組も。
こわ〜。
このあたりは徴兵制度をしき準戦時体制化にある韓国と、公募の自衛隊の日本との違いでしょうね。ちなみに、旅行の途中で聞いたところでは韓国人から見ると自衛隊はやはり軍隊ととらえているようで、しかも強力な装備をもっているという印象のようです。
この辺に関しては、やはり憲法9条の精神にのっとり、もう少し自国の防衛に専念した形にしたほうが良いというのが私の意見です。特にパキスタンやらに派遣するなんてとんでもない!!(ちょっと時事ネタ)
そうして、時間になり、飛行機にのり無事に日本に帰りついたのでした。
機内食でお餅がでたのが印象的。ちょうど韓国のお盆の季節ですからね。しかし、まちがってお餅を食べないまま下げられてしまったのがショック!楽しみに取っておいたのに!!
到着先の千歳空港で、税関にびびりながらもなにごともなく通過。海苔に税金はかけられませんでした(^^
さて、こうして我々の旅は終わったわけですが・・・
思い返してみると、毎日違った人に案内してもらったりでお世話になり、そして全てが優しいいい人ばかりでした。
旅の印象を一言で言うならば、韓国人の人柄に触れた旅、といえると思います。
そして、ヤスオの存在がなければ、こんなにいろんな人に出会うことなど決してなかったでしょう。
ヤスオ、そしてみんな。本当にありがとう!!またいつか会おうね!!
#いやいや、ヤスオはもちろん会うでしょうけど・・・(^^
おしまい!!