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韓国プサン見聞録(3)

初日にタクシーに乗りましたが、その後は移動手段として、バスと地下鉄を多用しています。地下鉄はいいものの、バスはやっぱり激しい運転で、ゆだんなりません。

まず、乗るときですが、時刻表は無く適当にやってきます。さらに、バス停にいても乗る素振りを見せないと止まってくれません(!)。また、バス停にちょうど止まってくれるとも限らず、歩道まで寄せてくれるとも限りません(!!)

そんな時は、左手で走り行く車を制止しながら、バスまで車道を渡っていくのです。

韓国人は車に乗ると性格が変わるそうです。

旅行に行く時は、こころしてかかるべし。

では、3日目。

【9月28日】買い物に行く。

ヤスオは、日本語学院(日本語会話の塾)の先生です。28日は金曜なので、もちろん仕事があります。

昨日と同様、クラスのない昼間につきあってもらい、プサン市内の高級デパート、ロッテデパートにいきました。

日本でいうと、三越とかの感覚でしょうか。#ていうか、そんなとこ行かないのでわかりません(^^

今日は、昼からスーミンも合流し、4人での行動です。

ロッテデパートは、プサン駅とヤスオの家のあるドンネ(東莱)の中間ほどに位置する大繁華街ソミョン(西面)にあります。

高級デパートというだけあって、まず1階はブランドショップが並び、照明はちょっと薄暗いようなそんなような、そこら中高級感。

我々字が読めないので、スーミンの案内で紳士フロアに向かいました。っていうか、さすが高級デパート案内は韓国語・英語・中国語で書いてあるので何とか我々にもわかるのですね。

その後の見聞でも気付いたのですが、この3ヶ国語で案内が書いてあることがとても多かったですよ。さらに、日本語のあるところもままあります。

紳士フロアに着いて、さっそく買い物を始めました。日本ではいけないので、ちゃんとブースに分けられたお店に入り、服を物色します。

おおっと、なぜわざわざ韓国まで来て服を買おうとしたかというと、実は5泊6日という日程のため、荷物を減らす目的で衣装は韓国で補充しようという計画だったのです。行きは韓国へのお土産の数々があり、帰りは韓国で買ったものを代わりにカバンにいれるということなのですね。

さて、さすがブースのショップは高級&品がいい。長袖シャツ35,000ウォン。日本円で考えると3,500円程度で普通の金額なんですけど、なんで韓国まで来て普通の金額で買い物しなければならないのだろう。

こんな疑問にさいなまれ、とうとう買うのはやめました。

一方、タケオのほうはスーミンが発見してくれた10,000バーゲンコーナーにてシャツをゲット。うーん、こうでないといけないな。

私は結局ロッテデパートでは何も買わず、別の店へ案内してもらうことにしました。

ちなみに、帰る途中にいろいろ売り物を見ましたが、皮のジャケット390,000ウォンとか、毛皮のコート1,250,000ウォンとか、やっぱり高級デパートなんだなぁと言うものがいっぱいでした。

次に行ったのは、ファッションビル・ミリオレ。今、韓国ヤングはみなここで買い物をするという、流行のスポットだそうです。日本で言うと・・・というとわかんないので、札幌で言うと、パルコとかだろうか。あ、これは日本中にあるな。

ミリオレは、ロッテデパートよりも1段階安く、買いやすい金額です。数千ウォン〜数万ウォンくらいでしょうか。

ここでは、我々も食指が動きました。

まず目をつけたのがTシャツ。昨日教えてもらった「マシマロ」が洋式便器に座ってる絵のTシャツを発見。マシマロの可愛さに負けて、そっこうで購入しました。7,000ウォン。

タケオも、ちょっとギラッとした女性のプリントのTシャツを発見。10,000ウォンだったんですが、スーミンが8,000ウォンしか持ってないからといって値切ってくれました。ところが、我々はそのやりとりがわかりません。タケオは普通に10,000ウォン札をだしてしまい、店員が苦笑いという場面もありました。

さて、私も普通のシャツをゲットしたいところ。ヤスオがトイレに行っている間に、ちょっと単独行動を取ってみました。

よさげなシャツのお店を発見。韓国語ガイドブックから、「これはいくらだ?」と尋ねることに成功。

しかし、店員は私のしょぼい韓国語に、日本人ということを察したのか、答えは言葉ではなく、電卓で示してくれました。20,000ウォン。う〜ん、もうひといきか。しかし値切る語力はない。いいことにしよう。

そして私が「Mがいいんじゃないか」、「いや、Lでいいでしょう」という、ジェスチャーだけの無言のやり取りを交わした後(笑、Lサイズのシャツを20,000ウォンでゲットすることに成功しました。

その後、既に2時くらいでしたが、4人で遅い昼食に向かいました。

繁華街のとある店で、タケオはピビンパを食べ、残りの3人はカルビタン(タン=湯=スープ)をいただきました。予想より味の薄い感じで、ちょっと拍子抜け。しかし、スープを飲むと例によってのどに引っかかる感じで咳が出るのでした。相変わらず、キムチや野菜などもたくさん登場します。今度はピビンパが食いたいなぁ。

食事を終えると、ヤスオは仕事のため帰り、これからは日本語を専攻しているスーミンのお友だちを加えて、さらに案内してもらうことになりました。

まずはスーミンが5時から授業があるため、スーミンの大学まで一緒に行きました。

山の上にある大学で、出来てからまだ7年という新しい学校です。韓国の大学は、朝鮮戦争などの影響で、歴史が浅いところが多いそうで、今も建設を行っているところがたくさんあるようです。朝鮮半島の悲しい戦争の歴史を、垣間見た瞬間でした。

さて、ベンチでタケオと座っていると、スーミンがお友だちを連れて来てくれました。シンさんとイさんです。イさんは来日経験もあるそうで、日本語ぺらぺらです。

大学専用送迎シャトルバスで山を降り、、向かったのは(もうどこかわからないんだけど(--MEGA MARTという巨大なディスカウントショップ。イさんとシンさんが「割り引き店」と紹介してくれました。そこは日本語でも訳さないんだよ。

このMEGA MART、食品・生活用品を中心に数多くそろえた店で、今人気なのだそうです。店に入るとまず、カバンを無料ロッカーに預けました。どうやら万引きの疑いを避けるためのようです。

10月1日は韓国のお盆だそうで、そのための買い物をする人たちで非常ににぎわっており、とにかく人ひとヒトで、大変でした。

さて、シンさん。我々日本人と話せるのが嬉しいらしく、やたら張り切っていろいろと紹介してくれました。

まずは、餅。韓国のお盆は餅をつくって食べる慣習があるそうで、シンさんが店員に、「ぜひ日本人に食べさせてやりたい」と交渉してくれ、少しただで食べさせてもらいました。長い餅を小さく切ってあり、ごま油が塗ってあります。味は、餅というよりは団子に近い感じ。おいしいよ。

今度はお盆の儀式用の品々。日本でいうと仏具にあたるものに、いろいろと食べ物をのせて仏前に供えるのですが、その食べ物も決まっていて、また配置も決まっているのだそうです。MEGA MARTの一角にこの展示があって、そこへ連れて行かれ、実に詳しく内容を説明してもらいました。さすがに詳細は憶えられませんでしたが、韓国ではまめにお供えをするようです。

さて、特に買い物はしませんでしたが、店を出ると外はもう暗く、次の予定へ向かうことにしました。

今度はスーミンのご両親が、自動車でヘウンデを案内してくれるそうです。なんてこったい!ヤスオの彼女のご両親にまで出会えてしまうなんて!!

地下鉄・バスと乗り継いで、おそらくドンネ区のどこかの教会の前に着きました。そこから出てきたのは、スーミンのご両親。スーミン一家はキリスト教(プロテスタント?)なのでした。韓国ではキリスト教が3分の1ほど、仏教が3分の1ほどいるそうで、残りの3分の1にはカトリックもあるそうなので、かなりキリスト教徒の多い国なのだそうです。やはり、このあたりはアメリカの影響を受けているのかな、と思いました。

わざわざレンタルして用意してくれたというワゴン車に乗り込み、まずは、ヤスオを拾いに自宅付近に向かいました。ヤスオは疲れていて、始めは機嫌が悪かったのですが、ご両親とお話するうちにだんだん元気も出てきたようです。

そして、ヘウンデ海岸に向かいます。昨日も行ったヘウンデですが、この日は夜でもあり、また途中、砂浜に立ち寄って車から降り写真なんかをとることも出来て、ちょっと違った雰囲気を味わえました。

次に連れて行ってもらったのはまたまた2度目のアレクサンダー。今度はオープンテラスでコーヒーではなく、中の個室でお酒をいただきました。私はカルーアミルク。そのほかのメニューも、「アレクサンダー」なんてカクテルもありましたが、日本で見られるものと変わらず、なじみやすいです。

ご両親も含め、6人でいろんな話をしました。やっぱり、ヤスオの話がメインになるので、その兄弟であるタケオには、「韓国人の彼女が出来て親は何か言ってないか?」とかいろいろと訪ねられたりしていましたが、私はあんまり参加するところが無くて寂しかったっす。

お父さんは韓国人だなぁって感じはしますが、ご両親とも品のよさそうで、かつ気さくな方々で、とってもフランクにお話してくれました。

そんなこんなで夜もふけ、スーミン一家にヤスオ宅まで送っていただいて今日の日程を終えたのでした。

いやいや、今日もなんだかいろいろな人の親切を感じまくりの一日でしたネ。

今日の参考サイト