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韓国プサン見聞録(2)

プサンにいる間は、毎日違う、ヤスオの友人・知人に案内してもらいました。普通の観光旅行では行かないようなところや、庶民の味なんかも教えてもらったりして、とっても楽しかったです。感謝しきり。もちろん、ガイドブックにあるような有名どころも多く行きましたよ。

それでは、2日目をどうぞ。

【9月27日】ヘウンデ、プサン大学。

ヤスオは、日本語学院(日本語会話の塾)の先生です。27日は木曜なので当然仕事があります。

学院では、学校や仕事に行っている人も通えるように、朝と夜にクラスを設け、昼間はないそうです。

なので、昼間は我々に付き合ってくれました。

2日目は、ヤスオの生徒であるムンさんが案内してくれました。ムンさんは30台から40歳くらいのおばさんですが、見た目も若い感じで、また私たちにもどんどん話し掛けてくれる、積極的な人でした。

朝10時頃、ムンさんが車でヤスオの自宅付近まで迎えに来てくれ、その後プサンの東海岸であるヘウンデ(海雲台)へ連れて行ってもらいました。

途中お昼に、地元の人に人気のあるレストラン(?)に入り、ミニ韓定食をいただきました。

この韓定食というのは、とても面白く、次から次へといろんなメニューが出てきます。焼肉(プルコギ)やキムチはもちろん、てんぷら系も何種類かあったし、麺もあったし、刺身や寿司もあったし、うーん、15種類はあったでしょうか。これでミニというのだからすごい。

特にインパクトのあったメニューを2つあげると・・・、

1つめは、イカ足の踊り食い。切ったばかりのイカ足がかいわれのような野菜と一緒に出てきて、ごま油をつけて食べる。で、実はこの足はまだ動いてまして、口の中で吸盤がくっついて気持ち悪い気持ち悪い。でも、新鮮なイカにごま油が非常によくマッチして、とてもおいしいものでした。

2つ目は、クジラのスライス。肉のたっぷりついた部分を、塩漬けにしてスライスしたもののようでした。これに、スパイス(何だったかはわからない)をつけて食べます。私の家では年に一回クジラ汁を作るイベントがあるのですが、日本で手に入るクジラは、時期も限定されているし、脂身ばっかでおいしくないし、しかも値段がチョー高い。久しぶりに(それこそ、10数年ぶりに)食べたクジラの赤身は、もちろんおいしかったですが、何より嬉しかったです。やっぱ日本人なんだなぁ。

そうそう、もう一つ印象的だったのが、ヤスオが私たちの日本語で難しいところを、ムンさんに通訳してくれていたのですが、流暢に韓国語を操るヤスオに、ムンさんが「先生韓国語うますぎる!」と感激にも似た驚きを見せていたことです。

韓国に来てまだ半年なのに、いろいろ苦労もしたでしょう。生活の中で必要に迫られて憶えることは、こうも人を成長させるのかと、まったく感心した次第です。

韓定食をごちそうになった後は、ヘウンデ海岸を見下ろす高級喫茶店アレクサンダーに連れて行ってもらいました。石膏像なども立ってたりする、中世ヨーロッパ風のつくりで、オープンテラスから見る海は非常に美しかったです。

しかし!コーヒー1杯5000ウォン。これは韓国とすればかなり高い。昨日のプルコギと変わらないでしょう。

しかし、韓国の人というのは、客をもてなす時にはお金で躊躇しないのが礼儀のようで、アレクサンダーはもちろん、韓定食もそうですし、その後韓国を出るまで、ほとんど食事代を払うことはありませんでした。

さて、アレクサンダーを出た後は、ヘウンデ海岸をドライブに行きました。温泉旅館や、屋台市場、さらには観光地にはつきもののラブホテルもたくさんありました。

その後ムンさんに御礼を言い、次の予定へ向かいました。

次は、ヤスオが夕方の仕事を控えているために、同僚のシンさんにプサン大学側の歓楽街を案内してもらいました。

シンさんは30歳だそうですが、とても若く見えて、韓国人らしい顔つきではありますが、日本人にもてそうな顔です。というか、私はとても好きなタイプでした。

さて、この歓楽街は、若者を中心に流行りの買い物をしたり、ファーストフードを食べたり、散歩を楽しんだりするところのようで、札幌で言うと駅前通、東京で言うと渋谷のような所にあたるのでしょうか。

お店の種類も、ファッション系、アクセサリ系、食べ物系と様々です。

歩きながら、シンさんがいろいろと説明をしてくれました。

まず、「映画部屋」(言い方があっているかは自信が無い)というのが流行っていて、カラオケボックスのような部屋に、100インチという巨大なスクリーンがあって、そこで予めレンタルしたビデオを少人数で見るのだそうです。主に、若者カップルがデートの道具として使うということでした。

あと、歩きながら若者の行列に出くわしたので、何ごとかと思っていると、1000ウォンフルーツジュースの店だと教えてくれました。100%ではないものの、安さが受けてとても人気なのだそうです。

また、今韓国はキャラクタものが流行っているそうです。きっかけはマシマロというウサギのキャラクターで、もともとは個人がインターネットで公開していたものだそうです。それまでは、韓国ではキャラクタものというのはほとんど無かったそうですが、いまや、マシマロをきっかけに日本のものも人気が出ているようです。こげぱんとか、キティちゃんとか、ドラえもんが見られました。

ファストフードも、世界中にあるマクドナルドや、韓国で第一勢力のロッテリアといったハンバーガー系はもちろん、韓国風の食べ物もたくさんありました。

我々も一つお店に入ってみました。

食べたのは、スンデとトッポッギ。

スンデは豚の腸にもち米を詰めて、豚の血で煮たもので、しょっぱくは無いのですが、ちょっとぶよぶよしてて、腸の雰囲気が微妙にリアルなのが、気になりました。もちろん、長いまま食べるんではなく、スライスになってます。

トッポッギはすり身をチリソースで和えたような感じ。2種類の具材で出来ていて一つはオデンというそうです。日本のみそおでんにも、少しだけ似ています。

韓国の女性はこれらが好きだそうで、お店の中で食べる以外にも、店先でつまんで、食べた分を申告してお金を払うということも出来るそうです。実際そうやって食べながら、笑顔で話している女子高生を何度も見かけました。

他に同様の形態のお店で、フライのようなものを売ってる店や、焼き鳥のようなものを売っている店を見かけました。

あと、多かったのがのり巻き屋さん。韓国海苔といえば最近日本でも有名になりつつありますが、やはり海苔のあるところには、同じ食べ物があるのですね。簀巻きで巻くのもおんなじでした。

私はこのあと、アクセサリ屋さんで地元の友人に頼まれた買い物をしたあと、服屋で韓国語ショッピングに挑戦しました。シンさんが店先のPOPに「全部10000ウォン」とかいてあるのを見て、安いから入ってみれば?というので、入ってみたら店のおばさんがやたら積極的で、私が韓国語が出来ないとしるや、日本語で金額を言って猛烈にプッシュしてきました。私は半ば押しに負けるような形で、薄手の袖なしセーターを購入したのでした。

さて、暗くなって、シンさんにヤスオの学院まで車で送ってもらい、ヤスオの仕事が終わるのを待って、さらにはスーミンと合流して、夕食を食べに行きました。

夕食は近所のクッパ屋さんでした。

クッパは、お茶漬けにも似た雰囲気ですが、立派な石焼で、例によって大量の付け合せとともに出されます。

ご飯は別に出されて、全部石焼なべに投入して混ぜてから食べます。

スープはご飯を食べる分には辛くないのですが、飲もうと思うと辛さがのどに引っかかって、咳が出てしまいました。あとあと、この落とし穴に悩まされたむねピ!でありました。

さらに、クッパを食べた後は、4人でビールのでる喫茶店(?)に入り、おしゃべりに花を咲かせたのでした。韓国人はお酒が好きなようで、COFFEE&HOFと書いた、喫茶店風の店がたくさんあり、コーヒーのほかビールが楽しめるそうです。

この日は、観光は初日ということもあって、タケオともども非常に張り切って歩き回り、韓国の様子をいろいろ体験できて、とても楽しい一日でした。

今日の参考サイト