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韓国プサン見聞録(1)

9月26日(水)から10月1日(月)まで5泊6日の日程で、韓国はプサン(釜山)市に行って参りました。友人のタケオと二人で行ったのですが、二人とも初の海外旅行。不安はいっぱいでしたが、実に楽しく勉強になった良い旅だったので、ここに記しておきたいと思います。

きっかけは、タケオの双子の弟であるヤスオが、奇妙な縁で韓国の日本語学校(当地では学院という言い方をする)に、就職してしまったことに始まります。

タケオは弟が気になって仕方なく、私も十数年来の友人のヤスオがどんな様子か気になってもいたので、二人でそれぞれ仕事と大学を休んで、ヤスオを訪ねることにしたのです。

我々は、言葉がまったくできません。そして、韓国はご存知ハングル文字。もちろん字も読めません。

それなのに、団体ツアーでもなんでもない、個人旅行。無謀としか言いようがありません。

しかし、旅はやはり人との出会いが醍醐味。毎日いろんな人に出会い、助けてもらいながら何とか楽しんできたので、一日一日紹介したいと思います。

【9月26日】プサン市へ行く

ヤスオが住んでいるのは、韓国南部に位置するプサン(釜山)市です。

プサンは日本ととても近く、晴れた日には海岸から対馬が見えるそうです。プサンの人が日本にくる場合は、九州や対馬への旅行が多いそうで、船で1時間半ほどの旅だそうです。

さて、私の住む札幌市からは千歳空港がもっとも近い国際空港なのですが、千歳から韓国への直行便は、大韓航空のソウル行きが週に3本あるだけです。

飛行機自体は2時間半ととても早いのですが、その後ソウルからプサンまで列車で行かねばなりません。

福岡まで飛行機に乗り、そこからまたプサンへ飛行機や船に乗り継ぐ手もありますが、こちらはとてもお金がかかる。

やはり、ここは料金優先で直行便+列車にしました。

直行便は、韓国から千歳へ来て帰るという1日1往復のものです。ですので、千歳発は昼過ぎになります。

千歳空港に11時ごろ着いた我々は、様々な手続きにむかいました。搭乗前の出国手続きやら何やらかにやらは、初心者の緊張とは裏腹にあっさり終了。こうして、我々は、13:30の飛行機へ乗り込みました。

機内では、機内食などもいただき、景気付けのビールなんか飲んだりしてるうちに、15:30ころにソウル、インチョン(仁川)空港到着。さて、言葉のわからない我々はここからが正念場です。

まず、列車に乗るためにソウル駅に移動しなくてはなりません。インチョン空港はソウルから1時間ほど離れた、半人工の島にあります。

移動はリムジンバス。ここは、大韓航空のカウンターのお姉さんに日本語で尋ねることにしました。

お姉さんはあまり日本語が出来なかったものの、空港に降り立った日本人の次なる行動は決まっているようで、リムジンバスのチケットを隣のカウンターで購入することが出来ました。

不安ながらもリムジンバスのバス停を発見し、ひたすら待ちます。時刻表を探したものの、見当たらず待つこと20分。後でわかったのですが、韓国にはバスの時刻表というのはは存在しないのでした。

リムジンバスはさすが高価(10000ウォン)だけあって、座席も広く快適です。しかも、道路が片道4車線もあって飛ばすこと飛ばすこと。

1時間後ソウル駅に到着です。

ソウル駅からは、予めヤスオが予約しておいてくれた、超特急セマウル号にてプサンへ向かいます。

セマウル号はプサン駅を終点として、4〜5駅しか停まらない超特急なのですが、それでも4時間半もかかります。19:00発のセマウル号に乗らなくてはいけない我々は、急いでゲートを探すことにしました。

こういうときは、聞くのが一番。ということで、タケオがインフォメーションカウンターに挑戦。たどたどしい英語で乗り場を尋ねました。私もトイレの場所なんかを尋ねてみたりしました。

無事セマウル号に乗りこむことができたわれわれは、そろそろ韓国語に挑戦してみたくなり、持参した韓国語ガイドを取り出し、車内販売のお姉さんにアタックしてみることにしました。

必死に調べた末に私が言った言葉は、「メクチュ、トゥゲ、チュセヨ」(ビール 2つ くれ、のつもり)

お姉さんは笑いながらも、ビールを2つ渡してくれました。やった、成功だ!と、思ったら、「トゥー サウザンド ウォン」なーんだよ、英語かい!

今度はタケオが、テレホンカードを買いました。使い方をおねえさんが説明してくれたのですが、おねえさんも英語が出来ないようで、指で番号を押すしぐさをしながら、「ぷっぷっぷっ」とジェスチャートーク。最後に*を押せということを伝えたかったようです。

そんなこんなで、4時間半。プサン駅に到着。

駅を降りた我々がくるりと周りを見渡すと、なんと!ヤスオが韓国人の彼女を連れて迎えに来てくれていました。

やったぁ〜、着いたよ。もう安心だ。可愛い彼女です。頭よさそう。スーミンと言う女性です。

到着時刻は23:30。もう遅いので、タクシーでヤスオの家まで行くことにしたのですが、ここで韓国最初の地獄を見ました。

プサン市は大都市でして、車もとんでもなく多いのですが、韓国の人は一様に飛ばし屋ばかりで、赤信号でも行ければいくし、車線変更は割り込みし放題。さらにタクシーともなれば、早く着くのが使命です。噂では60km/hで走るとクビになるというくらいに飛ばします。

短い距離だったのに120km/h以上出た時は、さすがにちびるかと思いました。

スーミンを途中で降ろし、我々はヤスオの家に無事到着。初日のミッションを終えたのでした。

ちなみに、この後晩御飯をいただきました。ヤスオの家の近くの焼肉屋で、コチュジャン・プルコギを食べました。

一緒に出てきたキムチは辛く、焼酎(ソジュ)はきつかったですが、プルコギはとってもおいしく、韓国に着いたことを実感しました。

次回へ続く・・・。

今日の参考サイト

私は、この中には無い「ワールドガイド韓国」(JTB、1,500円)というのを、行きの空港で買いました(^^