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パソコンおたくとパワーユーザー

何に関してでも、やたら詳しくてそのことばっかり考えていて妙に熱心な人、のことをおたくと呼びますね(オレ流定義)。だから、パソコンに関してのおたくは、「パソコンおたく」ですね。

しかし、パソコンに詳しい人のことを差す言葉には「パワーユーザー」って言うのもあります。雑誌とかでもしばしば見られる書き方です。

 

私の感覚としては、「パソコンおたく」というのはパソコンをさわったり、パソコンのことを考えたりすることで幸せを感じている人のことで、ぎりぎりのパワーアップ改造とか、ちょっとおもしろいソフトとかを見つけて遊んだりすることはこっちの分野にはいると思っています。つまり、パソコンそのものが「目的」である人ですね。

対して、「パワーユーザー」はもっと、パソコンの技術的な面、例えばどうやってプロセッサは実現されているとかプログラミング技術の面などからソフトを眺めてみたりして、自分の求める仕事をこなすにはこういう機械が必要だと考えてパソコンを使いこなす、というか「道具としてみる」のがこちらだと思うのです。

まあ、実際はどちらかのみであるという場合は少なくて、ほとんどは「おたく」な面と「パワーユーザー」な面が混在しているわけですが、あえて分類するならどっちの割合が多いかで言い分けるのでしょうか(言い分けなくてもよいという意見もある)。

 

私自身は、プログラミングと物書きの道具としてパソコンを使うのが日常で、それは昔から変わっていませんので、自分では、「パワーユーザー」な分類にはいると思っているのです。しかし、「パワー」がつくと相当使いこなしていそうで気が引けるので「ミドルユーザー」くらいにしておきます。

改造に関しても道具として成立させるために必要な部分は検討しますが、別段最新のプロセッサを使いたいとかそういうことはありません。もちろん、最新のプロセッサなら新しいことができますから、ほしくないと言えば嘘になりますが、コレクションしたいわけではないので、十分やすくなって環境もこなれてからで良いと思っています。

 

何で、こんなこと考えてるかというと、パソコンのことを日常的に使わない、あるいは全く使わない人々に対して、パソコンを日常的に使っていることを話すと、高い確率で「おたく」と呼ばれてしまうからです。別に「おたく」でもかまわないんですが、自分が (自分の中では)「おたく」的な使い方がメインではないのに、「おたく」と呼ばれるのは心外だと感じるわけなんですよ。

「おたく」を自負されている方には申し訳ないですが、この言葉はどうもネガティブなイメージがあるように思えてなりません。例えば、部屋にこもってパソコンのことばかり考えているとか、外でも話すことと言えばパソコントーク、行く場所はパソコンショップというような。

このイメージを前提にすれば、今はこんなにインターネットが普及して、パソコンを所有している人は決して少なくないはずなのに、パソコンに詳しい人に対して一律に「パソコンおたく」というのは失礼なことだと思うのですよ。

 

だから、これからパソコンユーザーと話をするときには、そういった先入観は自分の中で抑え込んで、どんなことに使うのか、とかそういうもっと創造的な言葉をかけてあげてほしいと言うことなんですね。私自身も気をつけるようにします。